光とメカトロ技術で新事業を創生します

近赤外光拡散反射(透過)方式により、食品、バイオ物質、合成樹脂などの構造、成分を非破壊で分析できます

ポータブル近赤外分析器
M020/M022 反射型
M021/M023 透過型

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近赤外線照射光源を内蔵し、透過型又は反射型によりスペクトルを測定する一体型の装置です。
測定した吸光度スペクトルを付属のソフトウェアで解析することにより、定量・定性分析が可能です。

特長

  • 1. 高出力光源内蔵により近赤外域での高感度測定が可能
  • 測定したい試料を受光端に設置して測定を実行するだけで、対象物の近赤外吸収スペクトルを簡単に取得することができます。

    反射型

    透過型

  • 2. ランプと受光センサが適正配置済み
  • 試料の形態に応じた2種類の検出モード(反射型と透過型)をご用意。
    液体、固体、ペースト状、および繊維状の全ての形態の試料測定に適しております。

    反射型:粉体、固体、生体組織、液体*、フィルム**:透過反射法を使用)
    透過型:液体、気体、透明な固体

  • 3. 波長域に応じた小型分光モジュールが選択可能
  • 波長域にあわせて、2つの分光方式(FTIRとFPI)からお選びいただけます。

    FTIR:波長域が広く、多くの物質を測定できる。
    FPI:波長域は狭く、測定対象が限定されるが、安価。

用途

魚肉などの脂量の定量

工業製品
(プラスチックの弁別、水質検査、太陽電池材料の分析など)

土壌の成分分析

  • その他
    ・プラスチックの種類や劣化の判定
  • ・アルコール発酵過程のモニタリング
  • ・小麦や大豆、米の主要成分の定量
  • ・果実の糖度・内部欠陥・熟度の非破壊評価
  • ・果実中のミバエ卵・幼虫の非破壊検出
  • ・チョコレートやバター製造ラインでの成分の評価
  • ・コーヒーや緑茶の品質評価
  • ・肉の種類の判別 など
  • カタログにて、測定事例・結果もご紹介しております。
  • 主な成分の吸収バンド

    成分等 吸収バンド
    脂質 1726/2305/2345nm
    1190/1450/1920nm
    糖度 2140/2280/2400nm
    タンパク質 2058/2174nm
    デンプン 2100nm
    穀物中の灰分 2345nm
    カフェイン 1690/2240nm
    緑茶品質 1818-1923nm
    木材セルロース 1400nm
    木材ヘミセルロース 1600-1800nm
    木材リグニン 1700nm

仕様

品名 検出
モード
波長域
(nm)
波長分解能
FWHM
波長
再現性
分光方式 サイズ
(突起含まず)
コスト
M020-01 反射型 1350~1650 18nm以下 ±2nm FPI 64×135×130 mm
M020-02 1550~1850 20nm以下
M020-03 1750~2150 22nm以下
M020-04 2100~2450 28nm以下
M022 1100~2500 8nm以下 ±0.5nm FTIR 64×185×130 mm
M020-01 透過型 1350~1650 18nm以下 ±2nm FPI 95×74×257 mm
M020-02 1550~1850 20nm以下
M020-03 1750~2150 22nm以下
M020-04 2100~2450 28nm以下
M022 1100~2500 8nm以下 ±0.5nm FTIR

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